日は昇る
わたしの病気 CRPS(Comprex Regional Pain Syndrome / 複合性局所疼痛症候群) の原因となった受傷から今日で3年が経ちました。
今日に限っては一睡もできないまま朝を迎えました。
正直な感想は、3年経ってもやっぱり治らないんだということ。
「ストレスを回避して生きていくこと」
毎回、ペインクリニックの先生に言われること。
これが唯一 病状を維持すること。
見た目は、ごくごく普通です。
今でも覆っている右腕の包帯をとってみても
ちょっと華奢で青白い以外は、どこが悪いのかきっと見た目ではわかりません。
この包帯は、実は「人避け」です。
“人に触れられる” “人が近づいてくる” それだけで数時間の痛みに苛まれるため、それを避ける防御策です。
しかし、みんながみんな近づいてきたらダメなのかといえばそうでもなく、わたしが心を開いている人は平気なのです。
自動的に脳が選別するようです。
ですから、麻酔科(ペインクリニック)の主治医、整形外科の主治医、リハビリのPTの先生、身近な友人、大切な人は平気なのです。
とってもわかりやすいバロメーター。
3年経った今の握力は5
去年の今ごろは10以上あったけれど、10をきってしまいました。
これは、3〜4歳のこどもと同じ握力です。
それでもできるだけ人の手を借りないでやれることはやっています。
ペンと箸以外はあまり持てませんが、ありがたいことに仕事に不可欠なパソコン業務はできます。
毎日多量の薬、(例えるなら、鎮痛剤のロキソニンより強い薬を3種類)欠かさず飲んでいますから、やっぱり飲まなければ “通常” を保つことができないんだと思います。
それでも、、、
それでも、、、
『死ぬこと以外は、かすり傷』なのです。
※これは、有名な銀座のママの名言
止まない雨はない
今日も日は昇る
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